Project
鎌倉五山第一位「建長寺」にて、
「ZEN NIGHT WALK KAKAKURA」を開催
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(CONCEPT)
鎌倉・建長寺に「脳がととのう」禅体験を創出
2024年夏、約3万人の来場を記録した京都・建仁寺「ZEN NIGHT WALK」。その「VIEリトリートシリーズ」が、新たな舞台としてVIEのホームタウンでもある禅の都・鎌倉へ。大本山 建長寺を舞台に、“禅” × “ニューロミュージック” × “光のアート”を融合。歴史的文化遺産が持つ荘厳な「静」の力と、VIEのテクノロジーがもたらす「動」の力が共鳴し、訪れる人々の脳と心を「ととのう」状態へと誘う、唯一無二の夜間拝観体験を創出しました。
(Objective)
禅の精神性を、ニューロテクノロジーで再解釈し、世界へ発信する。鎌倉の禅文化の象徴である建長寺において、禅の根幹である「自己との対話」という非言語的な体験価値を、ニューロテクノロジーの視点から再解釈。ニューロミュージックと光のアートを「禅の触媒」として機能させ、荘厳な空間で自己の内面と深く向き合う深いリトリート体験を提供。言語や文化、世代を超えて、禅の精神性と「ととのう」感覚を世界に発信することを目指しました。
(Technology)
・ニューロミュージック(脳波誘導): 総門から三門、仏殿、法堂、そして庭園へと続く伽藍配置に合わせ、脳波に働きかけるニューロミュージックをエリアごとに最適化。期待感を高める導入から、深いリラックスへと、脳の状態を自然に誘導するサウンドスケープを設計しました。
・インタラクティブ・ライティング・アート: 建長寺の荘厳な建築物や庭園を、ニューロミュージックと連動する光のアートで演出。視覚と聴覚の両方から禅の世界への没入感を最大化しました。
・脳波センシング・デモンストレーション: 来場者が自身の脳波をリアルタイムで可視化できるデモンストレーション・ブースを設置。ニューロテクノロジーを直感的に体感する機会を提供しました。
(Result)
「ZEN NIGHT WALK KYOTO」の成功を、VIEの地元である鎌倉へと展開。鎌倉の新たな秋の風物詩として、歴史的文化遺産の荘厳な空間に「ウェルビーイング(ととのい)」という新しい体験価値を付加しました。
本プロジェクトは、文化財の先進的な活用モデルを提示すると同時に、VIEが提唱する「ニューロテック×エンターテイメント」によるリトリート体験を、都市や自然、歴史的空間といった多様なフィールドで社会実装できることを伝えました。
(Credits)
(Scope)
全体ディレクション&プロダクション
ニューロミュージックデザイン
空間演出(光・音・霧)
ブランディング
(Client)
主催:VIE・日本経済新聞社
特別協力:大本山建長寺