Project
森永乳業 大阪・関西万博「VR腸内クエスト」
脳波でVRを操作する体験を提供
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(CONCEPT)
「脳腸相関」を、
エンターテイメントとして体感する。
大阪・関西万博「大阪ヘルスケアパビリオン」の注目コンテンツとして、森永乳業様の「VR腸内クエスト」にVIEのニューロテクノロジーを提供しました。森永乳業様が研究を進める「腸内環境(ビフィズス菌)」と「脳」の関連性(=脳腸相関)というテーマを、VIEの脳波解析技術とVRゲームを融合させることで、「自分の“脳状態”がゲームを左右する」という直感的なエンターテイメント体験へと昇華させました。
(Objective)
森永乳業様の目的は、万博を訪れる幅広い層の来場者に対し、「脳腸相関」の重要性を楽しみながら理解してもらうことでした。VIEは技術協力パートナーとして、脳波という目に見えない内的状態をリアルタイムでゲームパラメータに反映させる「ニューロフィードバック・システム」を開発・実装。参加者が自身の脳の状態を直感的に把握し、ゲームに没入できる体験設計を目指しました。
(Technology)
・ウェアラブル脳波計: 来場者がストレスなく装着できるVIEの簡易型脳波計を提供。
・リアルタイム脳波解析: リアルタイムで解析・数値化する独自のアルゴリズムを実装。
・ニューロフィードバック・システム開発: 解析したデータをVRコンテンツと即時連携。
・ニューロミュージック(BGM): 脳波データと連動し、集中度の高まりに応じてBGMが変化。聴覚からもプレイヤーの集中と没入感をサポートしました。
(Result)
本コンテンツは、大阪・関西万博「大阪ヘルスケアパビリオン」の体験型アトラクションとして、多くの来場者に「ニューロテクノロジーとエンターテイメントの融合」を体感いただく機会となりました。
VIEの技術は、体験者の内面的な状態を、VRシューティングゲームのパラメータに変換するという形で、森永乳業様の研究成果の「体験化」に大きく貢献。難解な科学的知見を、誰もが楽しめるインタラクティブ・コンテンツとして社会実装した先進事例となりました。
(Credits)
(Scope)
テクニカルディレクション
ニューロフィードバック・システム開発
脳波解析技術提供
(Client)
森永乳業株式会社